子どもの矯正は何歳から相談するべき?
子どもの矯正は、前歯が永久歯に生え変わり始める6歳から8歳頃が、ひとつの相談の目安です。
ただし、これは「その年齢で治療を始める」という意味ではありません。歯の生え変わりやあごの成長には個人差があり、症状によっては、もっと早く確認しておいた方がよいこともあります。
この記事のポイント
- 6歳から8歳頃は、前歯と奥歯のかみ合わせを確認しやすい時期です。
- 受け口や左右のずれは、年齢を待たずに一度確認しておくことをおすすめします。
- 相談は治療の開始を決める場ではなく、時期と選択肢を整理する場です。
- 始めるのに適した時期は、お子さんによって異なります。
相談の目安が6歳から8歳頃である理由
前歯が乳歯から永久歯へ生え変わり、6歳臼歯が生えてくる頃になると、歯並びとかみ合わせの大きな流れが見えてきます。前歯の重なり具合、上下の前歯の関係、奥歯のかみ合わせを、まとめて確認しやすい時期です。
この時期に一度確認しておくと、治療が必要な場合も、しばらく成長を見守ってよい場合も、判断の材料がそろいます。逆に言えば、相談したその日に治療を決める必要はありません。
年齢を待たずに確認したい様子
次のような様子が見られる場合は、6歳を待たずにご相談いただくことがあります。
- 下の前歯が上の前歯より前に出ている(受け口)
- 上下の前歯がかみ合わず、すき間が空いている
- かむときに、下あごが左右どちらかへずれる
- 前歯のすき間や、歯の重なりが強い
これらは、あごの成長や左右のバランスが関係していることがあり、成長の時期を見ながら方針を考えます。ただし、早く見つかったからといって、すぐ装置を使うとは限りません。
始める時期は一人ひとり違います
同じ年齢でも、歯の生え変わりの進み方やあごの成長には個人差があります。そのため、次の3つを分けて考えることが大切です。
- 今の成長を利用するために、装置を使った方がよい時期
- 変化を見守りながら、定期的に確認していく時期
- 永久歯がそろってから、あらためて計画を立てる時期
お子さんが今どの段階にいるのかが分かると、ご家族も見通しを持ちやすくなります。
相談のときに確認していること
当院では、見た目の歯並びだけで判断することはありません。かみ合わせ、成長の様子、歯みがきのしやすさ、そしてお子さんとご家族の負担も含めてご説明します。
通院の間隔や学校生活との兼ね合いも、治療を続けやすいかどうかに関わります。駒沢大学駅周辺のご家庭が無理なく通える形を、一緒に考えていきます。
矯正治療のリスク・副作用について
この記事は一般的な情報提供を目的としています。実際の診断や治療方針は、お口の状態、成長、歯周組織、生活習慣などによって異なります。矯正治療には痛み、不快感、虫歯・歯周病、歯根吸収、後戻りなどのリスクがあります。
監修
駒沢よしや矯正歯科 院長 吉屋 慶章
日本矯正歯科学会認定医。駒沢大学駅周辺で、子どもの矯正から大人の矯正まで、歯並び・かみ合わせの相談を行っています。